進撃の巨人から学ぶ シビアな世の中の生き方

進撃の巨人は諫山創によるマンガ作品で2009年9月から連載を始め、2021年4月に完結しました。この作品の評価が高まったのは2013年から始まったアニメはシリーズです。題材としてダークファンタジーで架空戦記のような硬派な展開が主になっています。

進撃の巨人の名言

今回はそんな「進撃の巨人」からシビアな世の中を生き方についてフォーカスしていきます。IT技術の進歩によって世の中がよりシビアになってきている昨今だからこそ、そこで生き方は重要になってきます。

100年壁が壊されなかったからといって今日壊されない保証なんかどこにもないのに…

れはアルミン・アルレルトの言葉で、アルミンは主人公のエレンとは親友で幼少期から色々なことを乗り越えてきた仲間です。
100年間自分たちを巨人から守ってきた壁が、これからも守り続けてくれるかはわからないという意味です。

この言葉からは、これまで安全だったものが、今日も安全とは限らないということを深く考えてセリフとしている点です。今の常識に囚われずに考えていくことは非常に重要です。当たり前のことを当たり前と捉えずに、改めて考えることは大切ですがなかなか難しいものです。

しかしながら世の中スタンダードがものすごいスピードで変化している現在ではこういったことが出来る人がより良い生き方を出来るのかもしれません。

何も捨てることができない人は、何も変えることはできないだろう。

同じくアルミンのセリフです。
これは女型の巨人を捕獲するときにアルミンが放った言葉です。
何かに行き詰まったら、いっそ色々なモノや事を捨ててしまうのも手です。例えば、人間関係や様々な制約です。これらを取り払うことで大切なモノや目的が改めて、せんめいになるかもしれません。

目指すべきものが見えたら、恐れずに挑戦し行動することです。行動できる人だけが最終的な成功をおさめることができるのです。

「仕方ないでしょ?世界は残酷なんだから」と「人は戦う事をやめた時、初めて敗北する」

前者は主人公のエレンの幼馴染のミカサ・アッカーマンのセリフです。仲間すら疑わなければならない状況の中では、訪れる過酷な現実を受け入れて前へ進まなければならないことを端的に示したセリフです。世の中は確かに残酷です。だからこそ前を見続ける必要があると思います。

そして後者は危機的な状況になった時こそ逃げないことの大切さを示しています。世の中は残酷であるがゆえに、くじけそうになる局面は人生の中で何度も訪れます。そんなときは諦めるまで敗北ではない、失敗は成功の途上であるということ意識して取り組むべきだと思います。

ちなみにこれは分隊長であるミケ・ザカリアスのセリフでリーダーシップが見受けられます。

戦わなければ勝てない・・・

これは主人公であるエレン・イェーガーの言葉です。
極論すれば恐れずに挑戦し、前進し続けるしか方法ないということを示したものです。私たちは余計なものを考えてばかりです。しかし世の中の構造としてはシンプルで、目標を達成するしかないのです。そのためには挑戦し、目標達成のために行動し続けることが大切です。

進撃の巨人では巨人との生存を賭けた戦いが繰り広げられるというシビアな部分が描かれた作品です。そういった環境がどこか現在に通じている部分があるからこそ心をとらえるのかもしれません。

まとめ

今回は進撃の巨人から名言を振り返ってみましたが、巨人との命がけの戦いの中で搭乗した名言が多いです。そういった文字通りシビアな世界だからこそ、物事の本質が見えてくるのかもしれません。

私たちが生きている現在の世界は、物事の本質が見えにくくなっていると個人的には感じています。私たちはもうすこしシンプルに生きるべきなのかもしれません。シンプルによりよく生きるためにはどうするべきか、それは「挑戦し行動し続ける」ことなのかもしれません。上手く行っていない人にどこか「失敗したくない」という保身的な考え方があります。こう思っている人は、ほとんどの場合成功できません。それは人間という生き物がそれほど器用ではないからです。

例えばメジャーリーグで活躍している大谷翔平選手が、コロナウイルスワクチンを開発出来るか?と言えば開発は出来ないでしょう。どんなに優れた人であっても全然ちがうことは両立できないのです。案外こういったことは意識されていません。

現在の世の中はIT技術の発達とともに、他者から発言や行動が良くも悪くも評価されやい環境にあります。叩かれやすい世の中だからこそ、保身的な人が増えているのかもしれませんが、挑戦し行動することの大切さを進撃の巨人は教えてくれる作品だとおもいます。