数々の名作アニメ映画を制作してきたスタジオジブリ。視聴者を飽きさせないストーリーや独特な世界観はもちろん、魅力的なキャラクターや、彼らから発せられる名言の数々が魅力的です。
今回は、ジブリ映画に登場する名言を紹介していきます。人生を考えさせられる言葉、ポジティブになれる言葉など役に立つ名言ばかりなので、ぜひ参考にしてください!
ジブリ映画は人生や仕事に役立つ名言でいっぱい
「天空の城ラピュタ」や「千と千尋の神隠し」、「となりのトトロ」に「もののけ姫」。宮崎駿監督のスタジオジブリは、これまで世界中で愛される数多くのアニメ映画を発表してきました。
日本人なら一作は見たことがあるジブリ作品。「一番好きなジブリ作品は?」という質問がコミュニケーションツールとして定番になるほど、その人気は絶大です。
特に個性的な登場人物たちが口にする名言の数々は、人生や仕事に役立つヒントに溢れています。たかがアニメ、されどアニメ。フィクションの世界は、大人でさえハッとさせられてしまう教訓やヒントで溢れています。
人生の役に立つジブリ映画の名言
ジブリ映画の名言は、人生に役立つ教訓を得られるセリフ、恋愛をしたくなるセリフ、ネタとしてネットスラング化してしまったセリフなどなど数多くあります。
今回は、人生に役立つ名言を中心に紹介していこうと思います!
「徹夜はするな」(紅の豚)
誰でも人生で一度は徹夜してしまったことがあるのではないでしょうか。学生時代のテスト前。大事なプレゼンの前日。子供の頃、翌日の遠足が楽しみ過ぎて眠れなかったという人もいるかもしれませんね。
勝負事の前には、ついつい自分を追い込んでしまいがちです。しかしながら、一流のビジネスマンほど、大一番の前は休息を大事にするものです。
「睡眠不足は、いい仕事の敵だ」と「紅の豚」の主人公ポルコ・ロッソが言うように、最大のパフォーマンスを発揮するために、睡眠は不可欠です。何事も直前になって慌てないよう、余裕をもって準備しておくことが大事ですね。
自分のことは自分で決めなきゃダメよ(ハウルの動く城)
「ハウルの動く城」に登場したレティーの名言です。人は大事な決断に限ってついつい他人に流されてしまいがち。しかし、決断を誤った時に責任を負うのは自分自身です。
後悔のない人生を送るためには、自分で人生の決断をすることが大事です。自分の決断だからこそ、その結果も素直に受け止めることができるようになります。「周りが勧めるから」「親に叱られたくないから」。こういった他人軸で大きな決断をしてしまう人は、ぜひこちらの名言に倣って、自分軸の決断を心がけるようにしてみてください!
新しいものばかりに~(コクリコ坂から)
「新しいものばかりに飛びついて歴史を省みない君たちに未来などあるか」という風間俊の言葉。
近年では古臭いマナーやしきたりは何かと批判されがちです。しかし一方で「なんでもかんでも新しいものこそ正義」と考えるのも危険ではないでしょうか。人は歴史から学び、成長します。伝統や慣習には、それが人から重んじられるようになった経緯や理由があるものです。
「新しいものだから」と無条件に飛びつくのではなく、それが本当に役に立つものなのか、自分の目で、頭で確かめる必要があります。
生きてりゃなんとかなる(もののけ姫)
ジブリNo.1作品と評されることも多い「もののけ姫」に登場する女性の名言です。過酷な現代社会。泣きたくなることも沢山ありますが「生きてりゃなんとかなる!」精神でたくましく乗り越えていきたいものです。
自分の信じる通りやってごらん(耳をすませば)
「耳をすませば」の名言。「小説家になりたい」という思いを告白した主人公・月島雫に対するお父さんの答えです。親は子が可愛くて仕方ないからこそ、安定した生活を送ってほしいものです。しかしそれゆえに、子供の夢を否定し、選択肢を奪ってしまうことも少なくありません。不安と戦いつつも子を信じ、挑戦を後押ししてあげるのも、大人の役割ではないでしょうか。
一方で雫のお父さんは「でもなぁ、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ」とも語っています。人と違う生き方は魅力的に見えるかもしれませんが、概して泥臭く、険しい道になります。あらゆる行動や決断の責任は、自分自身で負わねばなりません。
耳をすませばのこの名言は、綺麗事では終わらない、夢や人生のリアルを表しているのではないでしょうか。
あいつは自分の才能を確かめにいくの。だったら私も試してみる(耳をすませば)
こちらも「耳をすませば」の名言です。夢のバイオリン職人を目指すためにイタリア留学を決めた天沢聖司。そんな彼に影響されて、雫も夢に挑戦する一歩を踏み出します。
人間の決意や行動は、自分だけでなく周囲の人間に大きな影響を与えるもの。勇気をもって起こした行動が、仲間にも勇気を与え、チーム全体のパフォーマンスを大きく向上させることもあります。
【番外編】ネタとして使いたいジブリの名言
人生に役立つ!とは言い切れませんが、クスっと笑える名言もあるのがジブリ映画です。シリアスなシーンであるにも関わらず、視聴者に拡散されネタ名言となってしまったセリフの数々。ここでは日常のワンシーンで使える名言を解説します。
黙れ小僧!(もののけ姫)
森を守る犬神モロが主人公アシタカに放った言葉。都合の悪いところを突かれた時にぜひ使いたいセリフです。
40秒で支度しな!(天空の城ラピュタ)
空賊ドーラが主人公パズーに言った言葉。準備の遅い子供や部下に言ってみたいセリフです。
目が、目がぁ~!(天空の城ラピュタ)
滅びの言葉「バルス」の光を受け、視力を失ったムスカ大佐の言葉。太陽がまぶしい時、寝起きにいきなり電気をつけられた時にぜひとも使いたい名言です。
ジブリ映画の名言から学ぶ仕事と人生の哲学
ジブリ映画からは、フィクションの世界に留まらない、リアルで使える数多くの名言があります。仕事でもプライベートでも、大きな壁にぶつかった時は、名言から勇気と希望をもらうことができます。
とりわけジブリ映画の名言には、綺麗事だけではない、人生の哲学となる言葉が多いです。今回紹介した名言はごく一部。ぜひご自分で、座右の銘となるジブリ名言を探してみてください!
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