アニメ「ハイキュー‼」の名言5選!苦しい時こそ頑張れる名セリフ

高校バレーをテーマにした大人気漫画「ハイキュー‼」は連載が終了した現在でも、多くのファンを惹きつける名作です。ストーリーやアツい試合展開はもちろんですが、読者・視聴者の感情を激しく揺さぶるキャラクターの名言や心情描写も魅力の一つです。

今回は、苦しい時こそ頑張れる「ハイキュー‼」の名言を解説していこうと思います。ビジネスの役にもたつので、ぜひ参考にしてください!

「ハイキュー‼」とは

「ハイキュー‼」は2012年から2020年にかけて週刊少年ジャンプで連載されたスポーツ漫画です。高校バレーをテーマにした作品で、バレーボールを愛する主人公・日向翔陽(ひなたしょうよう)が、烏野高校男子バレー部で成長していく様を描いています。

日本のスポーツ漫画の中でもトップクラスの人気を誇り、2014年にはアニメ化も実現しています。

「ハイキュー‼」のあらすじ【ネタバレなし】

主人公・日向翔陽は中学最後のバレー大会で、北川第一中と対戦。「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター影山飛雄(かげやまとびお)を要する強豪校の前に、他の部からの寄せ集めで結成された日向チームは惨敗を喫します。

高校で影山にリベンジすることを誓った日向は、かつて強豪と呼ばれた烏野高校バレー部への入部を決断します。体育館に向かうとそこには因縁の相手、影山がいました。

期せずして再会を果たした二人。烏野バレー部両エースとして、強豪校に立ち向かっていきます。

苦しい時に頑張れる「ハイキュー‼」の名言

日本の名作スポーツ漫画に共通するのは、試合展開のアツさや敗色濃厚だった強豪校を打ち倒す爽快感ではないでしょうか。「ハイキュー‼」の特徴は、それらスポーツ漫画としての魅力に留まらず、個性豊なキャラクター達が放つ強烈な名言の数々にもあります。

今、スポーツで必死に頑張っている方はもちろん、ビジネスパーソンや主婦の方も思わず共感してしまう言葉たち。苦しい時に心の支えとなってくれる「ハイキュー‼」の名言を紹介していきます!

「楽」じゃなく「楽しい」を考える(木兎光太郎)

全国で5本の指に入るスパイカー・木兎光太郎(ぼくとこうたろう)の言葉(厳密には彼の中学時代のコーチの発言)です。

仕事でもプライベートでも、ついつい「つらい」から逃げて「楽」な道を選びたがるのが人情です。しかし「楽」の積み重ねの先には、もっと大きな「つらい」が待っているものです。

「楽」を求め、試練や努力から逃げ続ければ、成長は止まってしまいます。常に楽しいと思えることに挑戦しつづけ、スキルも人格も磨き続けることこそ、もっとも早く成長できる秘訣ではないでしょうか。

毎日やんねんちゃんとやんねん(北信介)

「最強の挑戦者」と呼ばれる稲荷崎高校のキャプテン・北信介の哲学を表した一言。彼は強豪校のキャプテンではありますが、特段身体能力に秀でているわけでも、派手な技をもっているわけでもありません。

そんな北の強みは、継続でした。一度決めたことは、毎日、丁寧に愚直に全うする。そんな継続の姿勢があったからこそ、化け物じみた能力をもつチームメイトたちにもキャプテンとして認められているわけです。

エース級の選手ばかりの強豪校の中で一際輝く「最強の凡人」。彼の姿と言葉は、多くのファンの心を打ちました。

去年を、昨日を守って明日何になれる?(稲荷崎高校監督)

結果を残すためには、過去の栄光や思い出に浸って現状維持するよりも、新しいことに挑戦し続けることが重要です。

強豪・稲荷崎高校の監督は「日本一にもなっていないチームに守る過去なんてない」とし、挑戦を続けることの重要性を説きました。

苦しい、もう止まってしまいたい。そう思った瞬間からの、一歩(影山飛雄)

バレー部の練習にて、限界を超えてもボールを追い続ける日向の才能を見抜いた影山の言葉です。物語序盤の日向はスキルもなく、元々体格にも恵まれていませんでした。しかし、ボールが地に落ちるその瞬間まで諦めない執念と、限界を超え続ける成長速度が日向をグングン一流の選手へ近づけていきます。

現実でも、人間は「これ以上は頑張れない」という限界を超えた時に大きく成長します。

負けは弱さの証明ですか?(武田一鉄)

ある試合で敗北を喫し打ちひしがれている日向と影山。そんな2人に烏野高校バレー部顧問・武田先生が声をかけます。

「負けは弱さの証明ですか?君達がそこに這いつくばったままなら、それこそが弱さの証明です」と。

元々バレー素人だった武田先生ですが、部のために泥臭く監督を探したり、強豪との練習試合を取り付けたり、地味な活躍が光る良キャラクターです。そしてこの名言。隠れ武田ファンも多いのではないでしょうか。

長い人生、勝利よりも敗北や屈辱を味わうことの方が圧倒的に多いはずです。だからこそ、歩みを止めずに努力してもぎ取った勝利が一層輝きを増します。武田先生の言うように、勝負に挑めば負けることもあるでしょう。成功や幸せは、そこで再度立ち上がった者の特権だとも考えられます。

苦しい時こそ頑張れる「ハイキュー‼」の名言

人生には楽しいこともありますが、それ以上に苦しいこともあります。ビジネスも同じですね。しかし、そこで一歩を踏ん張れる強さこそ、成功と失敗の分かれ道なのではないでしょうか。

  • 楽に逃げないこと
  • 継続すること
  • 挑戦すること
  • あと一歩踏ん張ってみること
  • 歩みを止めないこと

「ハイキュー‼」には人生、ビジネスでつらい事が会った時こそ頑張れるパワフルな名言が数多く登場します。苦しい時こそぜひ参考にしてください!