【東京リベンジャーズ】ヒナの失敗と功績とは 芯の強さはどこから?

『東京リベンジャーズ』は、累計(るいけい)発行部数4000万部以上を誇(ほこ)る人気漫画。アニメ化や舞台化もされるほどの大人気作品です。今作を語る上で切っても切り離せないのが、主人公タケミチの彼女「ヒナ」の存在です。ヒナはタケミチという主人公を支えた、芯の強い人物。

誰かを支えることができる強い人には、芯の強い人が多いんです。芯の強さは自分らしい人生を歩む上でとても重要なポイント。今後起業したい、在宅で稼ぎたい、好きなことで生きていきたいと思っている方にとって「芯の強さ」はきっと役に立つことでしょう。

このブログでは、女性起業家のためのヒントになる、歴史上の偉人や物語の主人公たちの失敗談や成功エピソードをたくさん載せています。是非あなたのビジネスのヒントに役立ててみてくださいね。

東京リベンジャーズとは

まず、東京リベンジャーズについて簡単にご説明しましょう。冴えないフリーターである花垣武道(はながきたけみち)は、中学時代の元恋人・橘日向(たちばなひなた)が亡くなったことをニュースで知ります。その原因はある暴力団の抗争に巻き込まれたことでした。

そんなある日、駅のホームで何者かに突き飛ばされるタケミチ。ホームから転落し、電車にひかれそうになったその瞬間、なんと12年前の中学時代にタイムリープしてしまったのです。過去に戻ったタケミチは、当時付き合っていたヒナの笑顔を見て、すべてをやり直すことを決意。

ヒナを救うため、そして逃げ続けてきた自分を変えるために、人生をリベンジしていく物語です。

橘日向(ヒナ)とは?

ヒナは東京リベンジャーズの中でも数少ない女性キャラで、明るく正義感の強い今作のヒロインです。ヒナとタケミチの出会いは小学生の頃。ヒナが公園で猫をいじめている中学生を見つけ、注意をしたことがありました。しかし、返り討ちにあい泣かされてしまうのです。

そこに現れたのがタケミチ。喧嘩が弱いにも関わらずヒナを助けようと中学生に立ち向かっていき、ボコボコにされてしまいます。そんな正義感の強いタケミチに、ヒナは恋をしました。タケミチがタイムリープした中学2年生の時代で、ヒナはタケミチの彼女となっていますが、タイムリープする前の現代では、暴力団「東京卍曾(とうきょうまんじかい)」の抗争(こうそう)に巻き込まれて亡くなっています。

タケミチが何度タイムリープしてでも助けたいと心に誓(ちか)う、今作の中心人物となる女性です。

ヒナの芯の強さを表すエピソード(※ネタバレあり)

ヒナが芯の強い女性であることがわかる代表的なエピソードがあります。ある日暴走族の総長「マイキー」が、授業中であるにも関わらず、タケミチを遊びに誘うため学校に乗り込んできました。学校中が大騒ぎとなり、「タケミチが暴走族に拉致(らち)された」と勘違いしたヒナは、タケミチを助けようとすぐに玄関へと向かいます。

玄関でマイキーとドラケンに対峙(たいじ)した瞬間、なんとヒナはいきなりマイキーに平手打ちをかますのです!そして「ふざけるな」と怒るドラケンに向かってこう続けます。「ふざけてるのはどっちですか?他校に勝手に入ってきて無理やり連れ去るのは、友達のすることじゃありません。最近のタケミチくん怪我ばっかり。もしそれがアナタたちのせいなら、私が許しません」

暴走族の前で女性がこんなにはっきり物を言う姿には、誰もがあっけを取られてしまいます。しかし、実はこのとき、ヒナは怖くて震えていました。相手がどんな人でも、どんなに怖くても恐れず立ち向かうヒナの姿を見て、タケミチは「この人を守りたい。未来を変えたい」という思いがさらに大きくなっていくのです。

ヒナが残した功績

黒龍(ブラックドラゴン)のボス・柴大寿(しばたいじゅ)にタケミチがボコボコにされたときも「いい加減にしなよ!!」と歯向かったり、炎上する車内からタケミチのことを救い出したりと、ヒナの芯の強さが露呈(ろてい)するシーンは他にもいくつもあります。

自身の真っ直ぐな芯の強さを貫(つらぬ)き通すことで、タケミチを成長させるきっかけを作ったことこそが、ヒナが残した功績ともいえるでしょう。

ヒナを救えない状況が繰り返されたのには理由があった…?!

ヒナは作中何度も亡くなってしまいますが、実はこれ、稀咲(きさき)という人物が関係していました。小学生の頃通っていた塾が同じだったヒナと稀咲。稀咲は「神童(しんどう)」と呼ばれるほどの優等生で、まわりを見下すような雰囲気があったため、友達がいませんでした。

そんな中、唯一普通に接してくれたヒナに、稀咲は恋をします。

自分達は両思いだと勘違いしていた稀咲でしたが、ヒナが好きなのはタケミチだということを知り、タケミチへの嫉妬心とその逆恨みからヒナを消してしまおうと企(くわだ)てるようになったんです。それも、自分の手ではなく、他人の手を使って殺そうとするという卑劣(ひれつ)さ。ヒナの唯一の失敗は、稀咲との関係性の築き方ともいえるでしょう。

それにしても、この完全な逆恨み。回避するのは至難の業です…。

ヒナの名言

最後に、ヒナが残した名言をひとつだけご紹介します。「君は負けるってわかってて助けに来てくれたんだよ。勝てる人より100倍すごいよ」これは、小学生のころ、自分を助けてくれようとしたタケミチを思いながら言った言葉です。大抵の人は負け戦をしません。そんな無謀(むぼう)なことをしても、あまり意味がないと思うからです。

でも、どんなに弱くて格好悪くても果敢に立ち向かっていくタケミチの姿は、ヒナの目にとてつもなく輝いて映りました。人の心を動かすのは、勝ったか負けたかの「結果」ではなく、自分の信念を貫こうとする「姿勢」なのかもしれません。

ヒナから学ぶべきこと

ヒナは自分の心に対してとても正直に行動しています。どんな状況でも、好きな人のことは守るし、人のダメな部分を見たら注意する。芯の強さだけでなく、自分の気持ちに素直になって、行動できるという長所も備わっているんです。多くの人は、なにか恐怖心があるとき、行動を起こすことにためらいを感じます。

「怒られたらどうしよう」「失敗したらどうしよう」

この恐怖心に打ち勝つだけの行動力がある人が成功を掴むことができるのかもしれません。何か恐怖に対峙したとき、乗り越えたい壁に遭遇したときは、ぜひこの作品のことを思い出してみてください。勝ったか負けたかではなく、あなたの果敢に挑んだ姿勢に、今作のキャラクターたちは大きな声でエールを送ってくれると思います。

ぜひビジネスについて迷いを感じたときも、参考にしてくださいね。よかったらコメントもしていただけると嬉しいです。

それではまた次回の記事をお楽しみに。ありがとうございました。

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