【人たらしの術】相手を虜にする“術とは?”ー森蘭丸の魅力ー

今回は、森蘭丸のものがたりからビジネスヒントを得て頂きたいと思います。

どうすれば社内で重視される社員になるか悩みますよね。人は、つい派手な外見に惑わされがちでその為、持って生まれた能力や才能を磨く努力はいつのまにかその陰に埋もれてしまいます。
人は磨けば光る原石です、磨くことを止めればくすんでいってしまいます。

社会でどのような人が好まれまた自身の長所短所を活かした仕事をすることで取引先との交渉が有意になるのではないでしょうか?求められていることに対し、瞬時に理解し行動するそんな人が社内でも社外でも重要視されます。

森蘭丸という人物を知っていますか?

織田信長の側近と覚えている人も多いのではないのでしょうか。または、本能寺の変で最後まで忠義を尽くした人物と…

永禄8年(1565年)信長の家臣、森可成の6人兄弟の3男として尾張葉栗郡蓮台(愛知県一営市)に生まれた。幼い頃から、父に武芸・学問など叩き込まれ英才教育の結果、真面目すぎる人格が形成されていった。5歳の頃、父が戦死し、天正5年(1577年)13歳で織田信長に小姓として2人の弟らと共に召し抱えられ天正9年(1581年)4月20日に近江国(滋賀県)に500石の知行を与えられたが翌年の天正10年、本能寺の変に置いても明智光秀の軍1万にか囲まれるも奮戦し明智の配下、安田国継によって討を取られわずか享年18歳で幼き命の花を散らせました。

森蘭丸の人物像

蘭丸は、大量のみかんを運んでいる姿を見た信長が「そんな大量のみかんを持ったら危ない、転んでしまうぞ」と注意すると本当に転んでしまったという話があります。
これは、主君が言った事への忠義を示すためとっさに判断し取った行動で現代社会でも、上司に言われたことを理解し行動するのは大事だが求められていることだけをこなせば良いのではなく自分で考え周りにも目を配り行動に移すことが大事になってくる。

中でも、人柄が表される話として爪を切って扇子の上に載せ捨ててくるように信長が命じたが隣の間に行き確認すると10つある筈の爪が9つしかなく、信長のいた部屋まで戻り部屋の隅々まで探したという数にまで注意するド真面目さが伝わっている。この時代、爪や髪の毛は呪術に使われることもあったためその事を危惧し探したのではないだろうかと言われている。

使者としても活躍し信長に仕えていた森蘭丸はある時敵地にスパイとして侵入したが見つかってしまい自害しようとしたところ逆に諌められた話があるしかも、「城下を自由に見て回っていい」と言われ敵にまで認められる素質があったこれを聞いた信長はそれを誇らしく思い「自慢出来るもの」として寵愛し蘭丸はただの秘書から「織田信長お気に入りの秘書」へとなりました。

結論

いつの時代にも、信頼し相手の立場になって考える人が裏で活躍してた考え行動できる人は同僚からの信頼も高く会社全体の業績とモチベーションも上がり社内空気も良くなることでしょう。また、日常生活でも堂々とした佇まいや振る舞いは人としても魅力を引き立てることでしょう。

結論からして、状況を見て自らが判断するということはとても大事です。
判断し、行動できる社員は会社としても大事で取引先との交渉が上手く行くだけではなく業績のアップ新たな顧客ゲットのチャンスを見出だす事が出来るでしょう。

是非こちらの森蘭丸のものがたり部分をあなたの起業に生かして頂ければうれしいです。