あなたは、武士道お考え方に必要な7つの徳の中の「勇」というものご存知ですか?この7つの徳の「勇」は現代人にも必要な考え方でもあり、かつリーダーや経営者に必要な考え方です。
そこで今回は、リーダーと経営者に必要な「勇」について紹介していきます。
武士道の7つの徳とは
武士道の考え方の中には、「7つの徳」というものが存在します。
この7つの徳は、武士道の考え方つまり日本に昔から存在するルールです。武士たちにとってこの「7つの徳」というのは、単にルールではなく武士道の教養になるものでした。
そのため武士達は、この「7つの徳」というものを厳密に守っていました。
武士道は、何を言われようと自分の信じた道を突き進みその道のために戦うもの。武士道の精神を教える「7つの徳」は場合によっては、戦うことよりも大事なこととしてされてきました。
では「7つの徳」というのはどんな事を示すのでしょうか?それは、「義」「勇」「仁」「礼」「名誉」「誠」「忠義」。「勇」というのは、後程詳しく紹介していくので飛ばしてそれ以外を先に紹介します。
- 「義」
「義」というのは、正義を指しています。武士道の中で一番厳しくされるもので、嘘は許されず正直者というものが求められました。
この時代には法律はありませんでしたが、自分が正しいと思うものを信じることが大事といわれていました。
- 「仁」
「仁」というのは、思いやりの心を言います。武士道に必要な内面と外面の強さを表したものとなっています。
しかし、時には厳しさも必要でただ優しいだけではなく必要があれば厳しさを持つというのが本当の思いやる心「仁」というものです。
- 「礼」
礼儀を表しています。仁とはとても密接な関係があります。7つの徳でいう礼儀正しさというのは、相手に思いやりのない態度をとらないことです。
相手に勝った後でも調子に乗らず、しっかりと相手に感謝することが必要でした。
- 「名誉」
武士というのはそれだけで名誉があるもの。自分や相手に恥じない生き方をすることが名誉です。自分が正しいと思う行動をし、その判断に責任を持つのが名誉のある生き方でした。
- 「誠」
有名な武士にはたくさんの名言があります。それを生み出したのは、7つの徳の「誠」です。
武士は、言ったことはどんなに些細なことでも守り、1度家を出て戦いに行ったら名を上げるまで帰らないという決意がありました。小さなことでも言ったことを守るという考えです。
- 「忠義」
最後に「忠義」というのは、誰かに言われたことをやるのではなく自分で考えて行動をすることを言います。武士たちは、上に言われたことをすべてやってわけではありません。上の人が言ったことが間違っていたのならば、どんなことをしてでも正しい道に誘導しなくてはなりませんでした。
そして、それを言ったのであればそのことは責任を持ってやるという考え方です。
7つの徳の「勇」はリーダー、経営者に必要なこと
ここまで7つの徳の6個紹介しました。1番リーダーや経営者に必要な「勇」の考え方を紹介していきます。
「勇」というのは武士道では、どんなことが起きても揺るぐことのない気持ちのことを言います。先ほど紹介した「義」とは2つで1つという考え方もできます。
武士道では、様々な修行があり、心がおれるほどの激しいことも行います。そんな中でも揺るぐことのないメンタルが必要です。
このメンタルの強さというのは、リーダーや経営者にも同じように必要になってきます。うまく仕事が行かなかったり、下の人たちの仕事が遅くてイライラしてしまうことがあるでしょう。
しかし、イライラしているということは、気持ちがぶれている証拠。また現在、コロナで売り上げが出ない会社や、休業しなくてはならないところもあるはずです。
そういう時こそ不満を一切言わず揺るぎない気持ちを持ち、今できることを全力でやることが必要です。
「仕事が終わった後、居酒屋などに行き部下の仕事ができない愚痴や赤字で何もうまくいかないなどの不満などを言っていませんか?」そんなことを言っても何も変わりません。
人はいる環境や言った言葉に染まってしまいます。会社では、文句を言わず表面上だけいい格好をして部下に接しても、部下達は悪いものはすぐ気づきます。
つまり環境が悪くなり、仕事もうまくいかないという悪循環になってしまいます。
どんなに仕事がうまくいかなくてもリーダーや経営者は7つの徳の「勇」を持ち続けましょう。そして、今何をやるべきなど考えて行動をしてみましょう。
7つの徳の「勇」を持ち、一流のリーダーや経営者になろう
ここまで、7つの徳とリーダー、経営者に必要な「勇」の考え方について紹介してきました。どんなことが起こっても揺るがない気持ちを持てばすべてが上手くきます。7つの徳の「勇」を持ち、一流の仲間入りをしましょう。
あなたのものがたりを商品化して本当にやりたい使命を
お仕事にしたい方はこちらの無料メール講座にご登録ください。