至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり|吉田松陰の名言

吉田松陰の名言『至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり』の意味とは、誠の心で接すれば、動かなかった人は今まで誰もいないという意味です。

この言葉はとても奥深く、現代の日本の究極のおもてなしを伝えています。

現在、世界規模で未曾有のコロナ禍です。その状況の中で「起業をはじめたい..」「副業をはじめたけどうまく行かない・・」とお悩みの方には是非、心にとめてもらいたい名言です。

至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり

「至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり」を原文と解説で、吉田松陰の世界をご案内します。

原文

「至誠にして動かざる者は未だ之れあらざるなり。誠ならずして未だ能(よ)く動かす者はあらざるなり」(『孟子』離婁)

誠意をつくせば、どんなことでも動かすことができる。逆に不誠実に対応すれば何も動かすことができない。無理だと思うことでも行動することが大切だ。

解説

この名言は「講孟余話」という、吉田松陰の代表作からの一説です。「講孟余話」は獄中で書かれました。そして自宅幽閉中に家族と勉強しあい学び合い完成されたというものです。

吉田松陰は、「至誠」こそ全ての行動の根源だと教えています。そのため人は「誠」だと主張しました。つまり親に対しては誠の心を持って接すれば「孝」になるうえ、君主に対して誠を持って使えれば「忠実」そして友に対しては「信」になる、つまり「至誠」が大切だと伝えています。

次の章で紹介するのは、現代における吉田松陰流の究極接遇です。

現代におけるフレームワークの礎

「至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり」という言葉は彼の人生であり、そして現代のビジネスには不可欠な要素です。では、彼はどのように学びを追求したのでしょうか。

吉田松陰の生涯は「学び」続けた人生。「無理だと思うことでも行動する」彼の人生そのものが、現代のフレームワーク(Plan DO See) の基礎を作ったと言っても過言ではありません。これからフレームワークの重要性と彼の人生を絡めてご案内します。

● 計画 (Plan)

吉田松陰はかつて「夢なき者に理想なし、理想なき者には計画なし」と語っています。つまり、計画は経営者や起業したい方にとっての「野望」や「向上心」とも言えるでしょう。そして松陰は常々、大切なことは「書き留める」ことが大切だと松下村塾生に伝えています。

「書き留める」ことは、知識となりそれが自信になる。後に行動に繋がるのです。

会社の新規事業においても、これから起業される方も、まず始めは「計画」から始まります。そのためには、これから始める計画の情報を得ることが必要だとは思いませんか?誰も自分が失敗すると思って事業を起こす人はいません。

計画はつまり、知識を付けること。計画があってこその成功なので、まず第一に行動に移せるだけの知識を身につけることは大切です。

● 実施(Do)

「これから何か事業を立ち上げたいけど、本当にできるか自信がない・・」とお悩みの方、誰しも何かを始めるには躊躇して当たり前です。でもまずは自分の信じた事を行動に移してみて下さい。

事業を立ち上げる前には、充分な知識を付けて事業を始めているはずです。あとはその計画を実施をしてその結果、「何が起きた」かも今後の見極める材料として必要です。

臆することなく行動することが大切。そしてその際は「至誠」を大切に行動すすれば、成功に導かれます。つまり、おもてなしの心を忘れないで下さい。

吉田松陰は「知行合一」という言葉を松村下塾でスローガンとして掲げていたと言います。どんな知識も行動が伴っていなければ、不完全であるという意味です。

これこそが吉田松陰の人生で評価される行動力といってよいでしょう。現代では「知行合一」は経営理念や座右の名にもされる程、彼の「好奇心」からくる「行動力」は高く評価をされています。

あなたも「自分がいまやりたい」と思うことを行動してみてください。

● 検証・評価(See)

計画して行動したものに対し、結果が出た場合あなたはどのような対応をいつもしていますか?実はこの検証・評価をどう行うかで、あなたの計画の明暗が分かれます。

大概の人は検証・評価は面倒なことと捉えがちです。もし成功であれば「成功」した理由を知る事で、「無駄」を省けたり更なる進化を遂げることが出来ます。

対して、「失敗」に終わったときはどうでしょうか?あなたは何かに失敗した時、「どうして失敗したのか?」を詳細に知ることで、次への課題を設けることが出来ます。けれど、実際は「失敗」に終わったら「挫折」で終わる事もあります。克服ができない人もいるのは事実です。

吉田松陰は「失敗すればするほど、志は堅くなる」と残しています。それは失敗の結果より原因を追及し、継続することの大切さを教えているのです。これこそ、現代のビジネスでも必要されるマネージメントサイクルの礎だと言えます。

「至誠」とは現代の日本のおもてなし

みなさん、吉田松陰の言葉をひも解くととても奥深いとおもいませんか?彼の人生では誰に対しても「誠実さ」を忘れずに行動したことが人々に愛される理由です。そしてこの考えは現代の日本のおもてなしスタイルと精通しています。

このおもてなしスタイルをこれから「起業を考えている方」や「業績不振で悩んでいる方」には必要とされる事になります。松陰のおもてなしは、追及し続けるおもてなしだからこそ進化し続けるのです。つまり企業も人も成長し続けてこそ、最高の至誠つまり最高のおもてなしができるのです。