不労所得とは?自宅でできる不労所得の作り方

「不労所得を始めたいけど何をしたらいいか分からない・・」とお悩みですか?不労所得は自動で収入が発生する収入形態です。

現在、老後資金2,000万円問題などがクローズアップされ今後より一層、不労所得に興味を持つ方が増えると見込まれます。 

不労所得を始めるにあたりどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。今回は、自宅でできる不労所得の作り方についてご紹介いたします。

不労所得とは何か?

不労所得は別名で権利収入とよばれ、自動で収入が発生する収入形態です。文字通り全く働かずに収入が得られる訳ではありません。つまり不労所得を作るには、「お金が一人で動く環境作り」のベースを人の手で作り上げる必要があります。

不労所得とは、世界的ベストセラーのロバトキヨサキの「金持ち父さん、貧乏父さん」で生み出された言葉です。

みなさん不労所得と労働所得の違いはご存じでしょうか?労働所得は実労働を通して得る収入。つまり労働対価収入のことを指します。 

では「お金が動く環境作りをどう作ったらいいのか分からない・・」という方も多いでしょう。以前までは家賃収入や印税など、資金や才能がなければできないというイメージが定着していました。 

けれども昨今では、仕事を選べば気軽に始めることができます。普段は社会人として働いていて、自分のスキルや特技を売りにしたいという方にもおすすめです。

また「不労所得は副業になるか・・?」という心配がありますが、副業として認定される事項は次の通りです。 

  • 労務提供型
  • 営利目的
  • 反復継続性がある

つまり上記3点に該当しなければ、副業にはなりません。ただし、日本では所得に対して一定の税金が課せられているので確定申告は必要になります。所得を20万円以上を得たり、源泉徴収されていない給与を貰っていたりする場合は、確定申告は必要なので気をつけて下さい。 

このように不労所得を始めるにあたって留意するべき点が多いのも事実です。自分の特技が活かせて活躍の場が広がると思うと、取り組み易いですね。

ですが、不労所得とは実際の労働がそのまま収入になるわけではなく、時に労働以上の大きな儲けとなってかえってくるかもしれない点がやはり魅力的ですよね。

では次の章では、自宅でできる不労所得をご紹介します。

自宅でできる不労所得とは?

今回ご紹介するこの5つの不労所得は人気の高い仕事になります。不労所得は「資金が必要になるもの」と「資金が少額で済むもの」が存在します。そのためしっかり事前調査を始めてから不労所得を始めましょう。

 

  • 株式投資、FX投資(配当、スワップ金利)<予想月収額>月1万未満~

株式投資は証券取引所に上場されている株を配当金や売却益で得る投資方法です。株式の売却益を貰えは配当金、株主優待が貰えるメリットがあります。デメリットは初期投資が高いことです。そして初心者にはハードルが高くリスクが伴うので覚悟が必要です。

FXは国の通貨を売買して利益をだす投資方法です。レバレッジを利用して少額で投資を始められます。けれども、レバレッジを高く設定すると利益を得られることもありますが、大きな損失にもなります。

レバレッジとは、【てこ】のようなものです。実際の資金が少なくても、てことなるレバレッジという仕組みを使うことで、手持ちのお金の何倍ものお金を動かすことができるのです。つまり最初に用意した資金を【証拠金】とすれば、たいへんに大きな取引も可能になってしまいます。

これは、利益が出たときには多額の儲けとなる一方で、損失が出たときにはあまりにも大きなリスクとなるかもしれないことなのです。これがFXの難しいところですね。

 

  • 家賃収入<予想月収額>月10万~

マンション、戸建て住宅、アパート、事業用ビル、駐車場などを貸すことで収益を得る方法です。ひと昔前までは、家賃収入は先祖から受け継いだ土地を利用している人が多くいるイメージでした。

最近では自身で物件を購入しておこなうやり方もあります。継続的、安定的に入居者がいれば収入が得られます。デメリットは空き家が続くとそれだけ収入がなく維持費もかかる点です。 

都内は敷金礼金もとらずして提供することが多くあるので、直ぐに退室となった場合はリフォーム代もかかることも。節税目的だけの不動産投資は要注意です。

 

  • 太陽光発電<予想月収額>発電量に依存する

昨今、太陽光発電はエネルギーを有効活用する目的で注目されています。そのため太陽光発電を導入したスマートハウスが毎年全国で約20万世帯増えています。 

実は太陽光発電は投資としても注目されています。メリットは安定した利益が確保できる上、地球にも優しいこと。デメリットは初期投資やメンテナンス費用が高く導入には慎重な判断が必要な点です。

 

  • 物品販売<予想月収額>売り上げに依存する

フリマ、ネットオークションなどで物品販売を行い、収益を得る方法。メリットとしては初心者でも気軽に始められ、特別なノウハウは必要としない点でしょう。

リスクも少なく無在庫販売であれば、最低限の初期投資で可能になります。デメリットとしては利益をあげるにはコツコツとした作業が必要なので精神的負担もかなり大きいことがあげられるでしょう。

 

  • アフィリエイト(動画配信、ブログ)<予想月収額>月1~

最近では一般の方が自分の特技を活かして、You tubeなどを利用して動画を配信したり、ブログを利用したりして、広告収入を稼ぐ人が増えています。

メリットとして自分の活躍の場が広がり大きな自信に。紹介した商品が売れれば報酬に繋がります。初期投資が少ない上、リスクも少ないので未経験でも始められます。デメリットはコツコツと地道な作業が必要になり学ぶ知識も必要です。

 

こちらで紹介した不労所得は比較的注目されている仕事です。その他にも不労所得としてみなされる仕事があるので確認してみて下さい。その上で、自分に合った仕事を選ぶことが重要です。

不労所得はコツコツした作業が成功の秘訣

不労所得は今の所得にプラスして「ゆとりある暮らし」を目指す人達には魅力のある収入形態です。実際にはコツコツした作業こそが成功の秘訣。

楽して収入を得たいと考える人には不向きです。また、それなりの費用が必要とされるものもあるので、不労所得を始めるにあたりメリットとデメリットを理解した上で始めることをおすすめします。 

実際問題、予期せず世界を騒がせている新型コロナの大流行で家計の見直しが必要になっています。その上、老後の資金も考えなければならいと思うと非常に大変です。 

私達が納得のいく「ゆとりある暮らし」を継続していくために正しいライフプランをたてて、不労所得を取り入れてみて下さい。そうすることで笑顔のある未来を迎えることができるはずです。